2014年12月2日火曜日

シンポジウム「先住民族の20年を振り返って、そしてこれから」

シンポジウム 「先住民族の20年を振り返って、そしてこれから」

■ 日時:2014年12月7日(日)13時開場 13時30分~18時

■ 会場:大東文化会館 ホール(東京都板橋区徳丸2-4-21)
 東武東上線「東武練馬駅」北口より徒歩3分 http://www.daito.ac.jp/file/block_49513_01.pdf 
※会場への問い合わせはしないようにお願いします。

2014年9月22・23日、「先住民族世界会議(WCIP)」がニューヨークの国連本部にて開催されました。この世界会議は、国連の定めた「国際先住民年」 (1993年)から「世界の先住民の国際10年」(1994年12月10日~2004年12月31 日)、「第2次世界の先住民の国際10年」(2005年1月1日~2014年12月31日)と 続いた動きの集大成にあたるものです。

この間、2007年9月には国連総会で 「先住民族の権利に関する国連宣言」が採択されました。そして、日本では 2008年6月に「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が国会で採 択されました。琉球民族に関しては、人種差別撤廃委員会など国連機関から 日本政府に対して先住民族と認めるよう勧告が出ています。

 「先住民族世界会議」には昨年来の準備会議も含め、アイヌ民族と琉球民 族が参加しました。世界会議の報告とともに、よき未来へ向けての課題を皆 さまと考えたいと思います。奮ってご参加ください。

●第一部
<報告>「先住民族と国連-『先住民族世界会議(WCIP)』報告」
■「アイヌ民族と琉球民族の国連活動」
 上村英明(市民外交センター代表、恵泉女学園大学)
■「先住民族世界会議報告~アイヌ民族から」
 阿部ユポ(北海道アイヌ協会副理事長)
■「先住民族世界会議報告~琉球民族から」
 当真嗣清(琉球弧の先住民族会代表代行)

●第二部
<シンポジウム>「アイヌ民族と琉球民族の過去・現在・未来を語る」
■「アイヌ民族の現状と課題」
 阿部ユポ(北海道アイヌ協会副理事長)
■「アイヌ民族の若者からの課題と展望」
 八幡巴絵(アイヌ民族博物館学芸員)
■「琉球民族の現状と課題」
 当真嗣清(琉球弧の先住民族会代表代行)
■「琉球民族の若者からの課題と展望」
 我如古朋美(琉球弧の先住民族会)
■「アイヌ民族に寄り添って22年」
 宇井眞紀子(写真家)
■「アイヌと非アイヌの協働、ペウレ・ウタリの会50年」
 谷口滋(ペウレ・ウタリの会)

● 参加費:1000円(資料代含む)  ※予約不要、どなたでも参加できます。
● 共催:先住民族の10年市民連絡会、大東文化大学苑原ゼミ
● 問合せ:先住民族の10年市民連絡会
 TEL&FAX:03-5932-9515 
 E-mail:postmaster@indy10.sakura.ne.jp

■チラシ⇒ http://indy10.sakura.ne.jp/12-7.pdf